宅建・スキルアップ

宅建試験の5問免除 最安値で登録講習が受講できる実施機関は?

2021年2月22日

宅建試験の5問免除まとめ~最安値の実施機関は?~

宅建士試験の受験を検討されている方なら「5問免除」って聞いたことがあると思います。

 

5問免除は登録講習を修了することで得られる制度というのはご存じの通り。

 

「宅地建物取引業に従事している人(従業者証明書を持っている人)」という受講要件がありますが、

 

現在宅建業に従事されている方にはありがたい制度ですよね。

 

ただ、登録講習の受講料って結構お高いんですよね(汗

 

本記事では、これから登録講習の受講を検討されている方のために各実施機関の価格をまとめてみました。

 

登録講習制度の簡単な解説とあわせてご紹介しますので、受講予定の方はご参考にどうぞ!

 

※本記事で紹介しているのは登録講習(5問免除)です。「登録実務講習」とは別の講習ですのでご注意を!

 

宅建の登録講習ってどんなもの?

宅建士試験の5問免除を受けられる登録講習ってどういうもの?という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

 

簡単に言うと、登録講習制度とは「通信学習・スクーリング・修了試験」を完了すると本試験から5問免除されるもの。

 

令和2年度の宅建士試験の合格点は38点でしたから、5問免除があれば33点とれば見事合格という事です。

 

「1~2点足りなくて不合格だった・・・」という話を毎年聞きますから、5点って大きいですよね(笑

 

受講要件の「宅地建物取引業に従事している人」というのが不公平という声もよく聞きますが、

 

5問免除される範囲が、一言でいえば「不動産屋なら常識だよね?」という部分なのです。

 

知っていて当然だから、「講習受ければその部分は免除してあげるよ」という建前でしょうか。

 

まぁ、個人的には宅建業の従業者が合格しやすいよう単純に優遇しているとしか思いません(笑

 

実際不公平ではあるのですが、登録講習の受講費用は2万円程度と結構お高いですし、

 

本試験会場前で各資格学校が配布している「謎の予想問題」で5問免除部分をカバーできたりするんですよね。

 

登録講習が受講できない方は不利と言えば不利なのですが、しっかり勉強して本試験に臨む人にとっては、

 

5問免除がなくてもあまり影響がないと個人的には思います。

 

宅建業に従事していて、働きながら確実に宅建士試験に合格したいという方が活用する制度というイメージでしょうか。

 

登録講習のメリット・デメリットをまとめると以下のような感じです。

登録講習(5問免除)のメリット・デメリット

 

5問免除を最安値で手に入れるには?(実施機関一覧)

5問免除を最安値で手に入れられる登録講習はどこで受講できるでしょうか?

 

最初に答えを言ってしまいましょう。

 

最安値で受講する方法はズバリ「各資格学校が宅建業者に配布しているチラシ等から申し込む」です。

 

LECやアットホーム、日建学院などがよく配布している広告見たことありませんか?

 

毎年年明け頃からFAXやメールで配布されているのですが、ここから申し込むと11,000円で受講可能です。

 

それ以外にも各資格学校では大体「早割制度」を設けているので、受講予定の方はとにかく早く申し込むのが吉。

 

早割が適用される講習は期間が限らており、すぐ定員になってしまうので早い者勝ちです。

 

登録講習実施機関一覧を載せておくので、最安値で5問免除したい場合は日程や料金をすぐにチェックしてみて下さい!

 


名  称 定価 スクーリング
株式会社東京リーガルマインド(LEC) 18,000 全国
TAC株式会社 19,000 全国
アットホーム株式会社 15,400 北海道・宮城・東京・神奈川・埼玉・福岡・大阪・愛知・兵庫
株式会社総合資格資格 16,000 全国
株式会社 辰已法律研究所 14,800 東京・愛知・京都・大阪・福岡
株式会社 日建学院 15,000 全国
株式会社 日本ビジネス法研究所  不明 東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪
有限会社 ユーノリカ(宅建ゼミナール) 23,000
株式会社 Kenビジネススクール 17,600 東京・神奈川・大阪・名古屋・広島・仙台・沖縄
株式会社 九州不動産専門学院 16,500 福岡・北九州・久留米・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・那覇
一般社団法人 職能研修会 不明
学校法人 大原学園 不明 北海道・東京・埼玉・大阪・兵庫
株式会社 プライシングジャパン 11,000 東京
株式会社 Social Bridge 15,000 大阪
一般財団法人 福島宅建サポートセンター 11,000 福島
学校法人 名古屋大原学園 不明
一般財団法人 ハートステーション 8,500
株式会社 コンプリート TOP宅建学院 16,000
一般社団法人TAKKYO 不明 東京・愛知・大阪・福岡
TOP宅建学院 一般社団法人 日本就職支援協会 10,800
株式会社 住宅新報 16,800 東京・町田・立川・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡・札幌
株式会社 おおうら(自習室うめだ) 16,000 東京・大阪
宅建ダイナマイト合格スクール株式会社 不明

 

宅建登録講習の最安値は一般財団法人ハートステーションだが

上記の通り、ホームページで確認できる宅建の登録講習最安値は一般財団法人ハートステーションの8,500円。

 

「じゃあココで決まり!」という感じですが、大きな落とし穴が・・・

 

会場が横浜のみで、登録講習は5月と6月の各一回のみの開催となっています(汗

 

ぶっちぎりで安いだけに残念です。

 

登録講習おすすめ実施機関はアットホームかLEC

登録講習の各実施機関が早割制度を設けているのは前述の通りです。

 

基本的に申し込み可能で一番安い実施機関で受講すれば良いのですが、若干問題があるんです。

 

問題とは、「スクーリング可能か?」「登録講習の実施回数が豊富か?」という2点。

 

ローカルな資格学校は料金的には安く魅力的なケースが多いようですが、登録講習の実施回数が少ない感は否めません。

 

その点、アットホーム、LEC、TACあたりの資格学校はほぼ全国展開と言ってよいので、会場・実施回数が豊富です。

 

TACは参考書などが見やすく教材のノウハウが強いイメージなのですが、何故か登録講習のネット申し込みが出来ないので除外。

 

アットホームは早割を利用すれば11,000円で受講可能ですし、スクーリングや実施回数も豊富。

 

個人的にはアットホームが良いかと思います。

 

LECに関しては特別価格で受講できる方は一択なのですが、通常価格は18,000円と割高なのが難点。

 

ただし、スクーリング会場の数や登録講習の設定本数は、全国25拠点で約400の日程設定があり、

 

申し込み後に都合が悪くなってもスクーリング日程の変更が可能と至れり尽くせりです。

 

ちなみに、私は仕事でスクーリング日程を決めかねていたので、クラス変更OKで柔軟に受講可能なLEC一択でした。

 

営業の方はお客様次第で仕事の予定がコロコロ変わるので、日程変更はうれしいポイントですよね(笑

 

加えて、同社の「出る順宅建士合格テキスト」と同一内容の教材を使用しているのがメリット。

 

せっかくなら本試験対策を兼ねてしっかり勉強したいという方にとっては決して割高ではなく、むしろリーズナブルです。

 

とりあえず安く5問免除をゲットしたい方はアットホーム。宅建に絶対合格したいという意思で勉強する方はLECがおすすめです。

 

ちなみにLECも早割なら16,000円(税込)ですから、他と比べてメチャクチャ高いというわけでもありませんよね。

 

豊富な日程、充実の教材に魅力を感じる方はバナーからチェックしてみて下さい。

 

※登録講習受講の流れや持ち物なども詳しく解説されています。

 

日程や内容を確認して、そのままWeb申込も可能です。



 

宅建登録講習の修了試験は落ちたりするのか?

宅建登録講習って難しいのだろうか・・・?

 

という素朴な疑問をお持ちの方もいるかと思います。

 

安心してください。

 

スクーリングでしっかり講義を聞いていれば落ちることはまずありません。

 

私は不動産業界に10年くらいいますが、登録講習に落ちたという話は聞いたことがないですよ(笑

 

落ちることは無いと思いますが、登録講習を受講する方は宅建士試験の合格を目指す方でしょうから、

 

せっかくの機会ですし、登録講習を通してしっかり勉強してみて下さい!

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