不動産業界の転職

40代でも未経験OK?宅建士資格で転職を有利に進めるには??

2021年5月26日

「宅建は転職に有利」

 

ネットで「宅建 転職」等と検索すると、あちこちのサイトで解説されていますよね。

 

もういい歳だし頑張って宅建とっても採用してくれる会社なんてあるのかな?

 

この記事を読んでいる人はそういった疑問を持っていると思います。

 

結論として、40代でも宅建は転職に有利なのは事実です。

 

実際、私は35歳を過ぎてから宅建を取得し、40歳で資格を活用して契約事務の仕事に就きました。

 

30歳頃まで一般事務で働いており、年収は280万円くらいのいわゆるワーキングプア状態でしたが、現在の年収は約600万円で、転職に成功した部類だと思っています。

 

加えて、現在の勤務先は30代後半~40代の中途採用者が定期的に入社しており、人が足りない状況ですから、不動産業界での宅建士需要は実際に高いと実感せざるを得ません。

 

今回は、なぜ宅建が転職に有利なのか?30~40代でも不動産業界で積極的に採用されるのか?といったあたりを中心に解説してみたいと思います。

 

宅建士が積極的に採用されるのは何故?

ご存じの方も多いと思いますが、不動産取引を行うにあたり、宅建士にしか行えない「独占業務」というものがあります。

 

  1. 契約締結前の重要事項説明
  2. 重要事項説明書への記名押印
  3. 契約書(37条書面)への記名押印

さらに、1つの事務所につき、従業者5名につき1名以上の宅建士を設置することが義務付けられています。

 

宅建業を営むうえで宅建士は必要不可欠で、事業規模を拡大しようと思えば比例して宅建士を採用する必要があるという訳です。

 

宅建士は実務能力以前に「宅建士資格を保有している」という付加価値がある訳ですから、宅建業者としては積極的に採用し、「宅建手当」として毎月1~3万円を支払ってでも確保したいのです。

 

加えて、昨今は消費者がインターネットで何でも調べられますから、下手な営業マンより顧客の方が詳しいという残念な状況も発生しがちです。「不動産のプロの証」として、特に住宅流通大手企業においては宅建士比率を高め、顧客の信頼を勝ち取って選ばれる企業になろうという動きが顕著だったりします。(〇急〇バブルとか宣伝してますよね)

 

つまり、不動産屋には宅建士を積極的に採用する理由が色々ある訳で、常に需要があるので宅建資格保有者は転職に有利という事です。

 

宅建があれば未経験転職もOKなのか?

不動産屋が退職・転職しないことのデメリット

宅建があれば転職に有利だとして、経験や年齢にかかわらず転職できるのか?気になるところだと思います。

 

結論として、年齢が若ければ営業・事務ともに比較的容易に転職が可能です。40代以降になると不動産業未経験でも転職は可能なものの、他業種での営業経験が必要だったり、宅建事務の場合は宅建業で何らかの勤務経験が求められたりします。

 

したがって、全くの畑違いから宅建を活かした仕事に転職する場合、未経験から職種(営業・事務)を選択して転職できるのは30代迄がリミットというイメージです。

 

ちょっと厳しい現実ではありますが、考えてみてください。

 

例えば、特別なスキルもない人が30歳を超えて事務職で転職しようとして、求人が選べるほど沢山あるケースは想像しづらいですよね?

 

宅建があれば、30代ならやる気があれば余裕で事務職に就くことができ、サラリーマンの平均年収くらいは稼ぐことができます。宅建がなければ採用されることは殆どありません。

 

さすがに「宅建があれば誰でも簡単に仕事選び放題」という訳にはいきませんが、十分な選択肢が見込める訳ですから、転職に有利なのは事実と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、女性が一般事務から宅建事務へ転職するのは個人的に非常におススメです。私の勤務先の場合、一般事務と宅建事務(契約事務)では以下の様な給与体系になります。

 

一般事務:年収300万円

宅建事務:年収420万円

 

違いは一目瞭然です。

宅建手当が月2万円支給されるだけで、だいぶ大きいのですが、そもそも基本給が5万円くらい違いますし賞与も10万円以上違います。

 

同じ職場で同じように事務職で働いていても、稼げる額はこれくらい違ってくるものなのです。

 

ただし、いい事ばかりではありません。

宅建事務というのは基本的に営業に振り回されるので、必然的に残業は増えます。(だいたいの宅建業者は急いで契約したがるので)

その辺りを容認できるのであれば女性の宅建事務は男性と全く変わらない水準で安定して稼げます。

 

宅建で転職を成功させるコツは?

まず、宅建を活かして不動産業界以外への転職を目指すのはおすすめしません。

 

金融機関や建設業界など宅建を活かして転職する事は可能と言われていますが、結局、配属されるのはそういった業界の「不動産部門」です。そういった部門で必要とされるのは不動産のプロとしての知識・経験ですから、そもそも未経験で採用される可能性が低いと思いますし、仮に採用されても入社後に非常に苦しむことは目に見えています。不動産業界で経験を積んで最終的にそういった業界に落ち着くのはとても良いと思いますが、未経験で採用されることは無いと思った方が無難です。

 

また、不動産業界で営業と事務どちらの職種で転職するか悩むことになると思いますが、我慢してでも営業を経験することをお勧めします。営業なら転職してから宅建を取得しても全然OKですし、宅建+不動産営業経験という組み合わせなら40代でも結構容易に転職できます。(私はこのパターン)

 

30代迄であれば宅建事務で未経験採用も十分可能ですが、他業界のケースと同様に入社してから苦しむことになります。営業は細かいことなど教えてくれませんし、むしろ営業の調査ミスや契約上のリスクヘッジをするのが仕事ですから、大きなミスをして自信を失う事になりかねません。営業を経験し、営業よりも物件や調査に詳しい状態で宅建事務の仕事をした方が何かとスムーズです。

 

最後に宅建を活かした求人の探し方ですが、基本的に転職サイトで「不動産・契約事務」といったキーワードで検索すれば何社かはヒットすると思います。

 

「不動産業界ってブラックでしょ?変な会社に転職したらどうしよう?」という方は、不動産業界と宅建に特化した転職支援サービス(宅建Jobエージェント等)を利用するのが無難です。

 

以上、宅建を活かした転職についてご紹介しました。

皆さんの転職活動に少しでも参考になれば幸いです。

 

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