不動産業界の世間話

住まい探し おすすめの物件の見学ポイント

2020年11月7日

 

 

今回は「住まい探しをスタートしたけど物件のどこを見たらよいの?」とお困りの方へ

「物件を見極めるポイント」を簡単に解説したいと思いいます。

ちなみに、賃貸と売買は特に区別していません。

この解説はあくまで、広い意味での「物件の見方」について、です。

 

読んでほしい人

  • 住まい探しを始めたばかりの人
  • 何年も住まいを探して迷走している人
  • 不動産業界の新人さん

住まい探しで一番大切なこととは?

物件の見方がわからない・・・意識するポイントは?

勇気を出して不動産屋に問い合わせをして、物件を見学することになった。

その時、皆さんはこんな事を考えるのではありませんか?

  • 「物件のどこを見たら良いんだろう?」
  • 「不動産屋の説明を信用して大丈夫だろうか?」
  • 「そもそも物件の良し悪しはどこで決まるの?」・・・などなど

結論から言うと、堅苦しいことは一切考えなくて大丈夫!

なぜなら、「物件の良し悪しは見る人によって全く違う」からです。

ある人にとって素敵な物件でも、別の人にとっては最悪な物件だったりするのです。

 

住まいに対するフィーリングは人それぞれですから、素直な気持ちで見学すればOK。

「直感で、自分がその物件に魅力を感じるかどうか」

意識するのはそれだけです。

 

後悔しない住まい探しには、「自分がその家を選んだ」という事が一番大切なのです。

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まずはシミュレーションから

不動産業者の説明は信用していいの?

不動産業者の営業担当者は物件のメリットについては盛り上げる様な説明をしますが、

たいていの場合、それはセールストークです。

周辺環境や設備など細かい話は参考にしても良いのですが、明るさとか雰囲気とか、

物件の印象については「不動産屋の見解など無視して大丈夫」です。

その物件のメリットを決めるのは「実際に住む自分」ということを忘れないでください。

 

皆さんが不動産業者から聞くべきなのは、全く逆のことです。

「物件のデメリット」についてしっかり質問することを意識してみてください。

物件のデメリットって何?

ここでいうデメリットとは、

「内見の際には気づかないこと」

例えば、以下の様なものです

  • 季節による環境の変化(寒暖・湿度など)
  • 時間帯による環境の変化(夜間の騒音など)
  • 近隣地域について(学校の様子・周辺住民の年齢層など)
  • 周辺の治安について(夜間も安全な地域か?)
  • いつから空室なのか?(長期間空室なのは何故か?)
  • 管理がしっかりされているか?(ゴミ置場等の整理が行き届いているか?)

不動産業者は基本的に「物件の一番良い状態」をみせようとします。

そう考えると「物件見学の際に良く感じるのは当たり前」ですから、

見学した時には知ることが出来ない情報を確認するようにしましょう。

 

ちなみに、これは物件の良し悪しを判断するのはもちろんですが、

その不動産業者が信用できるかどうかの判断基準にもなります。

デメリットを尋ねないと説明しなかったり、

「まぁ特に変わったこともなく普通ですよ」という感じで

何も具体的なことは言わない不動産業者は、少し疑っても良いでしょう。

都合の悪いことを知られたくないか、そもそも無知で答えられない可能性があります。

誠実な不動産業者であれば、メリット・デメリットを併せて説明するものです。

 

上記の様に不動産業者に質問したり、あるいは時間帯を変えて現地に行ってみたりして、

その物件の見えていない情報を収集してみてください。

そして、それが我慢できるのかできないのか、冷静に判断してみましょう。

もし「そんなの無理」と思う情報があれば、それがあなたにとってのデメリットです。

 

物件を見極める方法は?

どんな物件にもメリット・デメリットはあるものです。

あなたにとっての良し悪しを決めるには、色々な物件をみて比較する事が重要です。

ですが、ただ漫然と見学していてもその場のフィーリングでしか判断できません。

人間の記憶はいい加減なものです。

 

具体的に比較するには「その物件の良い点・悪い点」を書き出す事をおススメします。

最低でもそれぞれ5点、出来れば10点くらい頑張って見つけてみましょう。

難しく考えず、単純に「自分にとって良い点・悪い点」で大丈夫です。

毎回自分なりの採点をしていくと、物件が記憶に残るようになります。

これを繰り返すと物件に関する情報が蓄積され、「見る目」が養われていきます。

そうすると、自分で物件選びの取捨選択が出来るようになります。

 

不動産業者はメリット・デメリットを教えてくれますが、それはあくまで参考情報です。

「自分にとって良い住まい」を選ぶために、「自分の判断軸」を身に着けてみましょう。

 

住まい探しの豆知識

不動産業者の情報提供について(売買の場合)

そもそも、レインズに登録されている物件が市場で流通している以上、

基本的に「情報量はどこの不動産屋も同じ」です。

昔と違い、「どこどこの店は情報量が多い」ということはありません。

ただし、「情報量が多く感じる」ことはあります。

 

それは不動産業者のいずれかが「情報を出し惜しみしている」ということです。

 

なぜ出し惜しみするか?

単純に「売りたい物件へスムーズに誘導するため」です。

人間心理として、希望条件に沿った物件が複数あれば、色々見たくなりますよね?

見てしまえば、当然、考える時間が必要になり、購入判断が鈍ります。

加えて、情報過多に陥り、近々に購入する流れだった顧客が判断に迷ってしまい、

購入を中止する様なケースも出てきます。

不動産業者はどんどん売上をあげたいのですから、早く買ってほしい訳です。

厳密にいうと、「自社売主物件」や「自社媒介物件」など、利益率の高い物件を

すぐにでも買ってほしい。

そのためには、「自社にとって都合の悪い情報は出さない」という事です。

セコイと思うかもしれませんが、不動産業者も必死なので多少大目にみて下さいね。

 

ちなみに不動産業者は

「比較の為に何件か見ましょう」

という決まり文句が好きですが、これも判断を早める為です。

 

「悪い物件 → 良いけど高い物件 → 普通だけどお手頃な物件」

というルートで物件を案内して、

「まぁ、悪くないしここでいいか」

と判断してもらう作戦ですね。

 

単純だと思うかもしれませんが、実際、この方法はかなり効果的だったりします。

丸めこんでるというと聞こえは悪いですが、不動産という超高額商品を買ってもらうには

こういった手法で顧客の背中を押すことも必要です。

 

なにより、「住まいを購入する前提」で問い合わせしている顧客に対し、

必要以上の膨大な情報をインプットして、判断を曇らせる行為というのは、

結果的に顧客のためにもなりません。

不動産業者を訪ねている人には、それぞれ「買いたい理由」があるのですから。

 

住まい探しのポイントまとめ

  • メリットはフィーリングでも大丈夫
  • デメリットはより具体的に情報収集
  • 物件を見極めるには、沢山の物件を自分なりに採点して「見る目」を養うこと
  • 不動産業者の情報提供には意図があるが、自分の判断軸をもってうまく活用すること

不動産業者は確かに不動産の専門家ではありますが、

営業担当者レベルではそれほど難しく物件をみている訳ではありません。

一般の方との違いは、「日々嫌というほど様々な物件を見ている」という事だけです。

皆さんも、良い点・悪い点を意識しながら沢山の物件を見学すれば、

自分にとっての素敵な住まいを見つける知識が身に付きますよ!

ではまた

 

 

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