不動産業界は求人も多く、興味がある方も多いのではないかと思います。
でも、色々とブラックなイメージが付きまとっている業界なので、不安ですよね？
そこで今回は、
「日本語話せて車運転できれば誰でも出来るでしょ～人生楽勝だわ～」
というノリで何も考えずに不動産業界に転職した私の体験談をご紹介しようと思います。
読んでほしい人
- 不動産業界に転職を考えている人
- 不動産業界の実態に興味がある人
目次
◇不動産業界はブラックなのか？
「ブラック」の定義によると思いますが、不動産業界が体育会系社会であるのは事実です。
ちなみに、私はそれまで総務・経理的な事務職しか経験しておらず、
学生時代に部活すらしていなかった、いわゆる体育会系の方々とは縁のない人生。
むしろ体育会系アレルギーでした。
でも、何故か気づけば不動産業界で10年近く働いてるんですよね～。
嫌な奴が多い業界だなと思うことはありますが、魅力も沢山あるから続いています。
まずは「どの程度理不尽な環境なのか？」について、参考までに私が未経験で最初に入社した会社の例をご紹介しましょう。
◎想像のはるか上をいく方々の巣窟だった（笑
当時、不動産業界を脳筋どもの集まりくらいに見下していた私は、どこでもいいからとりあえず入社しようと思い、転職サイト（マイナビ転職だったかな？）に掲載されていた通勤圏内の会社に応募しました。
マイナビエージェント
転職情報サイトに載っている求人がすべてではない。転職エージェントを使うのが賢い転職方法！35年以上の歴史あるマイナビの人材紹介【マイナビエージェント】なら大手・有名企業から隠れた優良企業まで太いパイプを持っているので、転職を成功させたい方はぜひ登録をオススメします。 
それほど大きくない会社だったので、書類選考をパスしたあとは店舗の店長と面接し、その場で採用されました。この時の印象はとても良く、対応してくれた受付さんや面接をしてくれた店長もとても穏やかで、「あぁ～意外と良い環境そうで良かった～」などと、浮かれながら家路に付き、翌週から働く事になりました。
そして入社初日
出社すると面接をしてくれた穏やか・・・だったハズの店長が
「お～！来たか〇〇（呼び捨て）！朝礼までとりあえずそこ座っとけ！！」
って感じでパイプ椅子に座らされました。アレ？机もねーの？
・・・まぁ、こんな事だろうとは思ってましたよ。
そして特に紹介もされないまま業務スタート
業務といってもやることは・・・まぁいわゆるパシリです
教育など当然なし、机なし、電話は個人携帯、雑用で外出することもない、先輩の昼食をダッシュで買いに行っただけで初日終了・・・はい、辞めよう・・・ダメだこの会社
初日の印象はこんな感じでした（笑
先輩達は気性が荒いというか、話を聞いてると普通に前科者とか混じってるし、強引な訪問販売の武勇伝とか、苛め抜いてやめさせた人の話とか、喧嘩自慢などなど・・・まぁいわゆる社会人とは到底言えないような輩の集まりって感じでしたね。
すぐ辞めてもやめてもよかったのですが、他所へ行っても同じ可能性があるので少し様子をみることにしました。
さいわい、まともな人間もほんの数名いたのでその人たちに色々教えを乞いながら、結局、半年程度でその会社は退職しました。
まぁ、半年間で判ったことは、不動産業界はいまだに悪い意味で昭和の体育会系社会だということくらいでしたね。
「何も考えず飛び込んでみよう！！行動だ！！」とかいう人もいますが、最低限は考えないといけないという失敗談ですね。
ちなみに、あとから調べてみたらこの会社、地域で誰でもしってるような評判の悪い会社でした。
転職したり取引した会社の方々ほぼ全てに「えっ！？あそこにいたんですか！？辛かったでしょう！？」と言われましたよ（笑。
皆さんは転職サイトや会社の評判などを活用して、ちゃんと下調べくらいはして下さいね！
「いろいろ面倒だな・・・」という方は↓↓↓こーいうサービスで人任せにしちゃうのも手ですよ！
マイナビエージェント
マイナビエージェントの本格的な転職サポートの強みが発揮されるのは、応募企業が決定してから。応募企業に沿った応募書類の添削や、面接日の日程調整はもちろん、ご希望に応じて各企業の選考の傾向を踏まえた「面接対策」も実施。面談では、社風や職場環境など、募集要項だけでは分からない生（なま）の求人情報を直接ご提供します。 
◇経験を積める会社の選び方は？
最低な会社に何となく勢いで入って時間を無駄にした私は、真剣に考えました。
- 「不動産業界は曲者の巣窟なのはわかったけど・・・まともな会社はないものか？」
今ほどではないかもしれせんが、当時でも既にコンプライアンスにはうるさい世の中。
にもかかわらず、最初の会社がコンプライアンス意識のかけらも無かったのは何故か？
少し考えると、単純な事に気づきました。
- 「ああ、小さい会社は社員が顧客とトラブル起こそうが逮捕されようが関係ないんだ」
- 「それなら、トラブル起きると影響が大きい会社・・・看板のある会社はどうだろう？」
- 「大手とかフランチャイズなら、親会社の株価とか損害賠償とか気にしてまともでは？」
などなど。
当たり前のことですね。
偶然近所でとあるフランチャイズの加盟店が求人を出していたので、そこに転職しました。
フランチャイズ加盟店は結局小さい会社なのですが、結果的にこの転職は正解でしたね。
最初の会社とは正に180度反対の社風で、皆さん穏やか、ハラスメントの類は一切なし。
社員が全員若く経験が浅かったりしたので、教えてもらえる環境ではなかったですが、
落ち着いて不動産のこと、物件調査のこと、住宅ローンのこと、契約のことなど、
不動産売買の業務一般について落ち着いて経験を積むことが出来ました。
学ぶには最適の環境に恵まれ、幸運だったと今も思います。
ですが、前述のとおりフランチャイズ加盟店は小さい会社なので、売り上げは厳しく、
稼げる環境ではなかったですね。
最終的に経営不振になり、社長と営業の仲違いなどのイザコザが起きて廃業しました。
それを踏まえると、個人的には不動産流通大手（三井のリハウスとか東急リバブル等）に入社できるチャンスがあれば、最初からそこを選択するのが良いと思っています。
- コンプライアンス重視
- 社内の知識レベルが高い
- 案件数が見込める（稼げる可能性がある）
不動産売買営業に転職するのであれば、上記３点を備えた会社を選ぶのが無難です。
◇転職サイトは活用するべき？
不動産業界への転職に限らず、転職を検討しているのであれば転職サイトは活用したほうが良いですよ。
登録するのに少し時間はかかりますが、Ｗｅｂ履歴書・職務経歴書・希望条件等を登録してスカウト機能を有効にしておけば、企業やエージェントから勝手に案内が来たりします。
特に在職中で転職先を探す場合、仕事で忙しいでしょうし、疲れていればサイトを覗いて仕事探しをする気力もなかなか湧いてきませよね？まして、いよいよ今の仕事が耐えられないという状況になってしまったら、転職サイトに登録するのさえおっくうになってしまいます。
個人的に、実際に転職をするかどうかはともかく、登録だけは今すぐしておいても損はないと思いますよ。
ちなみに私は、転職する気は全くありませんが登録してスカウトを受取り続けています（笑
「あぁ～今の自分だとこういう仕事があるのかぁ～」とか「同業他社は給料良いなぁ～」とか、色々参考になります。何より、多少でもスカウトが届いていると、自分にも市場価値があることが実感できて、精神衛生上とても良いものです（笑
転職サイトを利用しても基本的に費用は一切かかりませんし、キャリアプランに不安を抱えているならコンサルタントが無料で面談して相談に乗ってくれたりするサービスもあります。
こういったサービスはドンドン活用したほうが得ですよね！
むしろ、自分から情報をシャットアウトしてしまって可能性を無くすのは損です！
まずは気軽に転職サイトを覗いてみましょう！
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◇まとめ
- コンプライアンス意識が欠落した不動産会社はいまだにある。
- ヤバい会社は本当にヤバすぎるので、転職には最低限の情報収集が必要。
- 結局は大手やフランチャイズなど、信頼するエビデンスがある会社が無難。
- 転職サイトは無料！！積極的に利用した方が良い！！
不動産営業の求人は転職サイトに多数掲載されていますが、注意も必要です。
よく言われる事ですが、
「ずっと掲載されている求人はそれだけ入れ替わりが激しい」という事です。
いざ転職するとなった時だけ見ても、ずっと求人をしている会社かどうかは判りません。
何事においても、日頃からの情報収集というのは大切です。
情報収集のために転職サイトへ登録しても１０分程度ですが、
私の様に面倒がって適当に転職先を選ぶとひどい目にあいますよ（笑
皆さんは便利なサービスを有効に使って良い転職をして下さいね！
ではまた
